かん吉さんに執筆いただいた「読者が喜ぶ記事を書く」について、お届けします。読者に読んでもらうことを意識して記事を書きましょう。自分よがりの記事が多いブログは、読者が増えにくいです。「サービス精神」が大切です。
目次
サービス精神を持ち、すべては読者のために書く
ブログの目的は、人にメッセージを伝えることです。「ブログは自分のために書く。読んでもらえなくてもかまわない」のであれば、日記をつければいいでしょう。ダウンタウンの松本人志さんが、テレビ番組の中で、お笑いもビジネスも「サービス精神」が大切だと言っていました。
お客さんが楽しく過ごせるように努力することで、お客さんは振り向いてくれるようになります。ブログも同じです。読者のためになることは労を惜しまず、すべてやりましょう。努力と誠意が、巡り巡って、自分に返ってくるのです。
ブログは人のためならず
才能は、自分のためにではなく、他人のために使うことで、はじめて価値を発揮します。
人間は社会的な生き物です。ブログも、他人を喜ばせるために、他人を強く意識して記事をポストすることで、自分の喜びとなり、周りから「信用・信頼」という、社会生活において一番大切なものを得ることができます。
社会において、自分の価値を決めるのは、周りからの評価です。
「自分が!」「私が!」ではなくて、まずは周囲の人たちのために、自分の才能を活かすことを考えましょう。
日記はノウハウ記事に書き換える
最もやりがちなのが「日記」を書いてしまうことです。
「朝ごはんを食べて、散歩をして、街中のバーゲンで買い物をした……」のような、朝から順番に行動を記録した文章です。芸能人の日記なら喜ばれますが、一般人の日記を好んで読む人はいません。
日記ではなく、テーマを絞ってノウハウ記事に書き換えるといいでしょう。散歩は「○○市でお すすめの散歩コース7 選」、バーゲンは「□□商店会のバーゲン情報を確実にキャッチする方法」といった具合に、読者にとって有益な記事にするのです。
自分にとっては当たり前の日常でも、他人にとっては知らないことだったりします。「こんなこと役に立たない」とは思わずに、お役立ち情報にならないかを考えてみましょう。
あえて日記記事をポストする
ある程度読者が増えてきたら、あえて日記記事をポストするのも手です。
日々の生活をつづり、ライフスタイルを伝えることで、ブロガー自身に興味を持ってもらえるようになります。
ブログを差別化する最も有効な要因は、ブロガーの個性です。コンテンツはまねされてしまいますが、ブロガー自身がまねされることはありません。突き詰めていくと、ブログは記事の内容よりも、「誰が運営しているか」が重要になってきます。自分自身を前面に出して、ブランド化を進めましょう。
まとめ
ブログの成長レベルによって、やるべき施策は変わってきます。ブログ開始直後は、読者ファーストで、一人でも読者が増えるよう、自分のすべてを与える覚悟が必要です。
プロフィール 菅家 伸(かん吉)