アフィリエイトサイト運営で成果をあげるためには、サイトのSEOを強くしてPV数を増やすことが重要です。サイトテーマをキーワードから決める方法をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
前回の「サイトテーマの決め方1 広告主から決める」では、広告主カテゴリーからサイトテーマを決める方法をご紹介しました。
キーワードから考える
キーワードを決めるにあたり、まずは自分自身にとって身近なキーワードから考えてみましょう。
身近なキーワードに沿ったテーマにした場合、自分自身の知識や経験にもとづいて記事を書くことができるため、内容に説得力が増します。
●趣味
剣道歴20年。剣道着を選ぶポイントならいくらでも書ける!
●旅行
出張の多い仕事で、ホテルを安く予約する方法を知っている。
●仕事関連
仕事は転職エージェント。求職者の知りたい情報なら把握済み。
キーワードから決める際のポイント
アフィリエイトは、ユーザーが広告経由で商品購入やサービス利用などをした際にはじめて報酬が発生します。成果につなげるためには、ユーザー視点が不可欠。さらに3つを満たしたキーワードをテーマに設定するのが、成果をあげるポイントです。
- 緊急度
- 重要度(深刻度)
- 検索ボリューム
WEBサイトで検索するユーザーは、いったいどのようなモチベーションで検索しているのでしょうか。ユーザーのモチベーションである、重要・緊急度合いをマトリクスで見える化しました。
左上の領域である、重要かつ緊急度合いの高いキーワードを、仮に「やる気満々」キーワードとします。
アフィリエイトサイトで成果を出すためには、「やる気満々」キーワードをいかに見つけるかが重要となってきます。
「やる気満々」キーワードを見つける
急いで何かを解決したいと思っているユーザーや、人に聞けない悩みを抱えたユーザーが、WEBサイト上での解決を求めて、どのようなキーワードで検索するかを考えてみましょう。
ユーザーにとって、検索する事柄が「重要かつ緊急」である際の検索キーワード例。
●クレジットカード + 即日発行
●地名 + 今日泊まれる宿
●1ヵ月で痩せるには
●3万円 + 借りる
こういった例から、「期日」や「金額」、「地名」など具体性のあるワードを検索しているユーザーは、やる気満々の度合が高く購入に結びつきやすいことが分かります。
「やる気満々」キーワード以外も!
重要ではないけど緊急な「焦り」や、重要だけど緊急ではない「日常に+αを添える」にも稼げる可能性は眠っています。
●重要だけど緊急ではない「日常に+αを添える」
趣味やイベント事:スポーツ関連、高級ブランド、車、プレゼント、旅行などのキーワードなど
●重要ではないけど緊急な「焦り」
タイムセールなどの期間限定もの:セール、クーポン、限定ものなどにまつわるキーワードなど
「焦り」系キーワードをテーマにしたサイト実例
12月末から1月末までの約1ヵ月間、「福袋」関連のキーワードでスティング出稿をしたサイトの実例をご紹介します。このサイトは全1ページです。
福袋はタイムセールなどの期間限定ものに似た性質があるので、「重要ではないけど緊急(焦り)」領域のキーワードと考えられます。
▼福袋&初売りセールナビ ハンドルネーム:Nさん (※2017年4月現在は削除されています)
1日のUU数 | 約4,500人 |
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1日のPV数 | 約4,900PV |
成果 | 約12,000円 |
リスティング費用 | 約7,000円 |
広告収益 | 約5,000円 |
サイトの作成にかかった全体の時間は約45分。内訳は、リサーチに約15分、アフィリエイトサイトのページ制作に約30分かかっています。
キーワード選定のコツをつかめば、短い時間でも収益をだせるサイトを作成することができます。
まとめ
キーワードからサイトテーマを決めるにあたっての考え方をお伝してきましたが、いかがでしたか。
インターネット上で情報を探しているユーザーが、どのようなモチベーションで、そしてどのようなキーワードで検索をしているのか、まずは自分自身が検索するときはどうかな? というところに意識を向けることからはじめてみてもいいかもしれませんね。
次回の「サイトテーマの決め方3 広告主とキーワードを掛け合わせる」では、報酬単価の高い広告主と「やる気満々」キーワードを掛け合わせたニッチキーワードの探し方をサイト実例と合わせてご紹介します。
「サイトテーマの決め方」 一覧
・サイトテーマの決め方1 広告主から決める
・サイトテーマの決め方2 キーワードから決める
・サイトテーマの決め方3 広告主とキーワードを掛け合わせる