アフィリエイトサイトにおいて、効果的な手法の1つである「レビュー」。『「モノを売る」というよりも「体験を売る」』ことが比較的簡単に実践でき、アフィリエイト初心者の方でも始めやすい手法のため、多くの人が「レビュー」を取り入れています。
そんな「レビュー記事」について、株式会社だいすきラボの近藤愛さんに執筆いただいた記事をお届けします。
WEBサイトの向こう側にいる人をリアルに意識する
「レビュー」とは、実際に商品(サービス)を使用し、体験し、感じたことを書いた記事、文章のこと。
- 誰のために
- 何を
- なぜ購入し
- その結果どうなったのか
これらポイントを基本として考えると書きやすいと思います。
そしてさらに、最も重要な視点が「WEBサイトの向こう側にいる人の事を真剣に考える」ということ。
「ユーザーターゲット」とか「アクセス」、「インプレッション」なんていう言い方をすると、なかなかリアルに感じられませんが、パソコンやスマホの向こう側には、自分たちと同じように生活し、様々なことを考えている「生身の人間」がいるのです。
お金を使う時も、ほんのちょっとしたことでその購入を決めたり、逆にやめてしまったり…。
ブログ型アフィリエイトのコツは「信頼」にあり!
購入の背中を押すような内容を足してみよう!
WEBサイトの向こう側の人が、消費購買行動の「興味」から「欲求」の過程において、あなたの記事を見つけ、その商品を「買おうかな、どうしようかな」と迷っているとします。そこで、その人のリアルな感情を想像し、購入の背中を押すことができるような内容を書き足しましょう。
それには「購入を躊躇するような疑問点の解決」や「その商材がある生活を想像させる文言」などが効果的です。例えば…
「この冷凍食品、うちの冷凍庫に入るかしら?」
→冷凍食品を冷凍庫に入れている写真と、その大きさに関する文章をプラスする
「トートバッグの皮革部分の経年変化が気になる!」
→数ヵ月使った後、皮の比較写真を追加、その様子をレポートする
「洗い流さないヘアトリートメント、3本セットは多いかな…」
→「1つは自宅に、1つはバッグに、1つは会社のロッカーに入れておけば、めちゃくちゃ便利」といった提案をする
一段階深い内容のレビュー記事になりましたよね。
訪問ユーザーの種類によってコンテンツを変えてみよう!
すでに、「訪問してくるユーザー層を把握している」、「ターゲットを決めてサイトを作っている」という方は、その性質によって、文章の書き方や、写真の撮り方を変えるとさらに効果的です。
お取り寄せ商材をテーマに記事を書いた場合を例にして、具体的に考えてみましょう。
「お取り寄せ」という5文字のキーワード。このワードでイメージする商材は、例えば、そのユーザーがどこに住んでいるのか、という点においても大きく変わってきます。
地方在住者がイメージするお取り寄せ例
→表参道で話題のアイスケーキ
首都圏在住者がイメージするお取り寄せ例
→広大な土地でのびのび作られたオーガニック野菜
「表参道で話題のアイスケーキ」に関するお取り寄せ記事を書いた場合、地方在住者がユーザーであれば愚直なレビュー記事でも問題ありませんが、首都圏在住者のユーザーが多い場合、ちょっと工夫が必要です。例えば、地方に住む友人への贈り物として推奨する文言を足したり、また、そもそもの商材を適当なものに変更する、などの手段もありますね。
効果的なレビュー まとめ
というワケでいかがでしたでしょうか。「効果的なレビューとは?」の必要ポイントをまとめてみます。
自分の実体験を書いたもの
→誰のために、何を、なぜ購入し、そしてその結果どうなったのか
購入の後押しとなるような内容のもの
→ユーザーの疑問点を解決したり、それがある生活をイメージさせる
ユーザーの属性に合致した内容のもの
→商材の見直しが必要な場合も
これらすべてを意識することにより、「ただのブログ」からの脱却を図り、より効果的なアフィリエイトサイトを目指しましょう♪
次は、「レビューの書き方2 アフィリエイトに必要な写真とは?」をお届けします。
プロフィール 株式会社だいすきラボ 近藤愛さん
愛媛県出身 同志社大学商学部卒
・2007年ブログ開始
・2008年専業に
・2009年法人化
30代~40代女性ターゲットの個人ブログ・アフィリエイターとして業界の第一人者。
OL時代、副業で始めたブログからの収入が本業の10倍を超え、独立・法人化。
野菜ソムリエ、温泉ソムリエでもある。
WEBマガジン「35-45WOMAN」編集長
日本アフィリエイト協議会 理事