旅行アフィリエイトの攻め方とは？　直近トレンドと収益アップ術

「旅行ジャンルセミナー」を2019年5月17(金)バリューコマースセミナールームで開催しました。ここでは、バリューコマースの旅行ジャンル担当よりお伝えした、直近トレンドやメディア成功事例、収益アップ術についてご紹介します。

目次

1. 旅行アフィリエイトの市場動向、メディアは大きく3種類
2. コンテンツメディア成功事例、勝因は「タイムリーな情報発信」
3. 今後のトレンド予測、いまから準備を！
4. ＋αの収益アップ術、旅マエ～旅アトまでをカバーしよう
5. まとめ

※本記事は、2019年5月中旬時点の情報です。

「北海道ふっこう割」の紹介が報酬アップにつながった理由としては、主に「北海道ふっこう割」自体が新しく（2018年の秋頃から）開始されたものだったため、新規参入がしやすかった点があげられます。また、北海道エリアはニュースとしての注目度も高かったため、検索ボリュームが大きく集客しやすかったという側面もありました。

「北海道ふっこう割」というキーワードは、検索クエリ（ユーザーが検索の際に打ち込むテキストのこと）のなかでも新しいクエリだったため、いち早く情報発信をしたメディアが検索上位を取りやすかったといえるでしょう。

（2）割引・セールの情報

「割引・セールの情報」とは、広告主サイトで実施している早割・直前割、タイムセールなどのお得情報のことです。「割引・セールの情報」の紹介は、多くのメディアが実践しています。とくに、物販アフィリエイトで（ショッピングモールや百貨店などの商品紹介を指す）、主流とされる紹介方法です。

「割引・セールの情報」はユーザーの購買モチベーションを促す紹介方法のため、結果、旅行系コンテンツメディアの報酬の底上げにつながったといえます。

（3）グルメ・おでかけスポット情報

ユーザー傾向として、いままでは「旅行ツアーやホテルを安く予約する」「いいホテルに泊まる」という視点で旅行情報を集めるだけではなく、最近は「話題のエリアに行く」、「インスタ映えする写真がとれる場所に行く、写真を撮る」という視点が加わりました。

上記のような流れもあり、グルメの紹介で集客して、旅行案件もあわせて紹介し、アフィリエイト報酬を得る…というケースが増えてきました。旅行系コンテンツメディアが、ツアーやホテル予約、航空券予約などの旅行系商品の紹介だけでなく、グルメやおでかけスポット情報の領域にも幅を広げたことも勝因のひとつだといえるでしょう。

一方、国内旅行に関する検索については、7月に集中する傾向があります。
【参考】2019夏休み旅行特集（特集期間：2019年4月24日～2019年7月30日）

（2）新元号キャンペーン・特集

元号変更にともない、5月1日以降、さまざまな広告主がサイト内で「令和キャンペーン」「令和セール」「令和プラン」といった独自のキャンペーン・特集を実施しています。今後の動きについては予測できない部分があるものの、新元号キャンペーンにまつわる検索クエリは着実に増えています。新規記事を執筆する場合には、お得情報として紹介するのもひとつの手だといえるでしょう。

（3）東京2020オリンピック

東京2020オリンピックの開催期間となる2020年7月24日～8月9日前後は国内のホテル予約が増える見込みです。1年以上先のホテル予約となるため、まだ各社の予約が取れない状況にはありますが、1年後の準備としていまから記事の準備を進めることで、予約解禁となって関連クエリが伸びてきた時に成果につながる可能性があります。