メディアアワード新人賞受賞者のお悩みを、「かん吉」さんによるサイト診断の結果と共にお届けします。今回は、X(旧Twitter)がメインであるものの、ブログが補助的な立ち位置から抜けられず悩まれている「小枝」さんからのご相談です。
【診断サイト】
@koeda_dpoint(外部リンク)
【ご相談内容】
アカウントが大きくなるにつれ、多くの人の目に触れるプレッシャーから、小さい情報はサブアカウントで発信するようなりがちで、その情報が意外と反応が良かったりするので判断が難しいのが悩みです。
ブログも開設していますが、X(旧Twitter)の補助的ポジションから抜け出せないことも悩みです。
ポイ活の情報を、幅広く、詳しく紹介されているX(旧Twitter)アカウントです。
メディアアワードで、Xアカウントが新人賞で表彰されるのは初めてです。SNSをうまく活用すれば、SEO集客を狙うブログ・サイトよりも、高い集客力の元でアフィリエイト収益を得られます。
Xはブログやサイトよりも運営がかんたんです。ぜひ、小枝さんのアカウント@koeda_dpoint(外部リンク)を参考に、多くの人にチャレンジしてほしいです。
「テーマを絞る」重要性
小枝さんのアカウントの特徴は、ポイ活の具体的な情報に絞ってポストしている点です。そして、各情報について、同スレッドで説明することで、読者はX内で必要な情報を全て得られるよう徹底されています。SNSを運営していくうえで、テーマを絞ることは、一番重要です。
XやInstagramなどのSNSは、テーマごとにアカウントを分けた方が、フォローする側も分かりやすく、運営もしやすいです。ポイ活の情報が知りたくてフォローしたのに、いきなり異なる情報が入ってくると、読む側は混乱してしまいます。
同じようにブログやサイトでも、テーマを絞ることは有効です。アフィリエイト収入を得ようと、雑多な内容にしてしまうケースは多いです。
まず考えるべきは「テーマ」であることを、認識しておきましょう。
最近のSNSのアルゴリズムとマルチメディア戦略
サブアカウントが成長してきているとのことですが、素晴らしいです。リスクの高い情報は、引き続きサブアカウントに投稿していき、リスクを分散しましょう。特にXは、炎上や通報のリスクがあるので、アカウントを複数運営して、リスクを分散しておくと安心です。
最近のSNSでは、外部リンクを含む投稿がアルゴリズムによって評価が下げられる傾向にあると言われています。自分のブログ記事へのリンクを含む投稿は、バズりにくいです。そのため、SNSとブログを外部リンクで連携させるよりも、ブログのコンテンツをSNS上にも直接投稿する方がより効果的です。
さらに、Instagram、TikTok、YouTube動画など、複数のメディアに流用する「マルチメディア戦略」が最近の主流となっています。メディアによって、読者の属性が異なるので、取りこぼしをなくし、リスクヘッジが可能です。ぜひチャレンジしてみてください。
「ブログ」はマルチメディア戦略の重要な柱
ブログの最大の利点は、検索エンジンに上位表示できれば、過去に投稿した記事でもアクセスを集められることです。SNSでのポストはタイムラインが流れていくと、再び見返されることはありませんが、ブログ記事は検索を通じて見つけてもらえる可能性があります。
一方で、個人が運営するブログの記事が、検索エンジンで上位に表示されることは難しいとされています。しかし、最近ではその傾向に変化が見られ、個人ブログでも上位表示のチャンスが増えてきています。Googleは、従来のE-A-T(専門性、権威性、信頼性)に加えて、Experience(経験)も重要視するE-E-A-Tという基準をアピールしています。
経験談を交えた記事は、個人ブログの独壇場です。なるべく小枝さんの体験談を交えた記事をポストしてみてください。長期間続く普遍的な情報を元にしたページであれば、長期間多くのアクセスを集めることで、SNSと補完しあえるでしょう。
まとめ
アフィリエイトの新たな形を見せていただいたことに感謝します。これからもフォロワーにとって貴重なポイ活情報を惜しみなくポストすることで、より多く集客し、ポイ活のリーダーとなられることを期待しています。頑張ってください。
プロフィール 菅家 伸(かん吉)
「わかったブログ」(外部リンク)、「カエレバ」(外部リンク)を運営。著書の「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」は、重版が続いている。2022年に2冊の新著「ブログ マネタイズのツボ84」(外部リンク)、「ゼロから学べる ブログ×サイト運営×集客の自動化 稼げるアフィリエイト実践講座」(外部リンク)を出版。